2013年04月08日

まる高 六十谷店

   ラーメン放浪記 142


    「まる高中華そば 六十谷店」


 まる高。

  同じ屋号のお店は現在、和歌山市内に3店舗。

   「あろち まる高」 「国体道路 丸高」 そして

     今回訪れた 「丸高 六十谷店」

   しかし・・・お味は3店とも全く違います。

    それぞれ、御親戚関係のようです。



  その中で最も豚骨醤油系の和歌山ラーメンを味わえる

     「丸高 六十谷店」






  見た目、乳化したスープ。

  かまぼこが2枚。

    葱、シナチク、チャーシューと

     和歌山ラーメンの伝統を受け継ぐもの。







  お味です。



  スープはかなり乳化した豚骨醤油味。

   2年ぶりに訪れたのですが

    こんなに濃厚だったっけ?と思うスープ。とても美味しいです。



       濃厚さは「うらしま」より軽め、「丸田屋」より濃厚と云った所でしょうか?

     スープの量は充分に多く私好みですが、スープの量と濃厚さのバランスを再認識しました。

      濃厚なスープは量が少なめの方が、良いのかもしれません。

        このあたりは、人それぞれの好みかもしれません。


      濃厚な分、醤油のキレが少なく感じました。

          よく他のお店でテーブルに置かれている

        追加用の味ダレが有れば良いのにと思います。



    麺はストレートの中太麺。

     茹で加減は若干ですが、柔らかめ。

      コシはほどほど。

        しかし味は充分味わえるもの。



  
    具材は濃厚なスープに合わせてか

     味付けは薄め。

      チャーシュー、シナチクともにバランスのとれた味付け

       かまぼこが2枚は和歌山ラーメンの定石どおり。

        葱も良いアクセントになっていて、いい感じです。




    総括として

     豚骨醤油の和歌山ラーメンとしては

      充分に美味しい「中華そば」です。

       乳化したスープの量と醤油味のキレ。

      このあたりのバランスは

       人それぞれの好みだと思います。




   「丸高 六十谷店」

   場所:和歌山市六十谷69-11
   営業時間:11:30~22:00
   定休日:水曜日
   駐車場:有り




  


Posted by こまっちゃん at 20:58Comments(1)ラーメン放浪記

2013年02月28日

アロチ丸高中華そば

   ラーメン放浪記 137


  「アロチ丸高中華そば」


 和歌山ラーメンの本道と伝統を引き継ぐ老舗のひとつ「丸高」

  「丸高」の屋号を掲げるお店は和歌山市内に数軒ありますが

   それぞれ味が全く違います。


 和歌山市の歓楽街であるアロチにある和歌山ラーメンのお店。

  開業は1945年ということで、今年で68年ですか。凄い事です。





 和歌山ラーメンの伝統どおり、早すしがテーブルにおかれており

  自由に食べる事ができて、会計は自己申告制。

   これは和歌山ラーメン店ならではのシステムだそうです。



  中華そばのお顔 (600円)





  見た目、少しだけ濁ったスープにチャーシュー、葱、シナチク

   そしてなると(かまぼこ)が2枚は和歌山ラーメンの定石どおり。

    私が小さい頃から見ている和歌山ラーメンのお顔そのもので

          嬉しくそして、ほっとする。




 お味です。



  スープは基本は醤油味の和歌山ラーメンのもの。

 少し濁っているのは、スープが若干乳化しているものだと思いますが

   あっさりしているものの、旨みが充分あるスープ。

 このあたりが豚骨醤油の和歌山ラーメンのものとは、一線を隔するもので

  この味が私にとっては小さい頃から食べている「中華そば」で懐かしく感じます。



  麺は細めのストレート麺。

   茹で加減も丁度よい。

    和歌山ラーメンはほとんどそうなのですが、麺が少なめ。

     小腹が減った時にはおやつ感覚で、お酒を飲んだあとには仕上げに

           丁度いい量です。

    中華そばだけでは物足らない方は、早すしをどうぞという感じでしょうか。



  具材はチャーシュー、葱、シナチク、なると。

   シンプルですが、和歌山ラーメンの伝統どおり。




  総括として。


   醤油味の和歌山ラーメンの伝統を受け継ぐ「中華そば」。

  これからも、美味しい和歌山の「中華そば」をずっと提供して欲しい

   「アロチ丸高中華そば」です。

    場所:和歌山市友田町2-50
    営業時間:17:30~翌3:00
    定休日:日曜日
    駐車場:無し

  


Posted by こまっちゃん at 01:19Comments(0)ラーメン放浪記

2013年02月16日

志竜の醤油ラーメン

   ラーメン放浪記 134


   「志竜」


 私の職場の近くで、ラーメン店を発見。

   ・・・それから気にはなっていたものの、行けなかったのは・・・


 夜しか営業していない?

  そして車を置くスペースが少ない。


   ということでしたが、

    仕事を終えて、お店の前を通りかかると駐車スペースが一台分空いている。


   すぐさま車のウインカーを右に出し、入店。


  「らーめん 志竜」と大きな看板を掲げていましたが

   料理人である店主さんは中華コックの制服姿?

    お品書きには、唐揚げ、酢豚、中華飯、チャーハン等々。

     どうやら、中華料理店でした。


  ラーメンが目当てだったので、「醤油ラーメン」なるものを注文。

   待つ事、数分。




  「醤油ラーメン」 600円


 お顔を覗くと




  見た目、中華料理店の普通のラーメン。

 とにかく、もやしが目立ちます。


  私はもやし不要派ではないのですが

   和歌山ラーメンには基本もやしは入っていないものという

    先入観があるために、抵抗を少なからず感じるのですが。



  さて、お味です。


   スープはとろみのあるコクと旨みを感じられるもの。

    甘みを若干感じるものですが、しつこい甘みではない。

   コクを出すためにか、豚ひき肉を入れている。

         このように、小手先だけで豚ひき肉をいれてコクを出しているスープが

                他店では多い中、バランスが良い。

             これは、ヒットかもface02




  麺は中細麺。

   私の好みではもう少し、硬めのほうが好きなのですが

    麺の味もあるし、コシもありまずまずというところ。

     中華料理店のラーメンの麺としては

          美味しい方だと思います。




   具材は葱、チャーシュー、もやし。

  シンプルな具材が、ラーメンのバランスを崩していないので

    良い感じです。

     特に、葱の味が活きています。



  総括として。


   まずまずのラーメン。

    値段も安いし、シンプルな具材とコクを感じるスープ。

      麺の味もあり、美味しいラーメンでした。






  「志竜」

  場所:和歌山市 花山交差点 南20m (以前 「東丸高」の有った所)
  電話:073-473-8680
  営業時間:17:00~翌2:00
  定休日:月曜日
  

  


       


Posted by こまっちゃん at 20:09Comments(3)ラーメン放浪記

2011年10月06日

丸高中華そば アロチ店

    ラーメン放浪記 68


 「アロチ 丸高中華そば」です。





 現在、和歌山市の「丸高中華そば」は3店舗。(JR和歌山東口店は閉店)

同じ「丸高中華そば」でも店舗によって味がかなり違います。

六十谷店は全くの豚骨醤油系、国体道路店は醤油系を少しだけ豚骨系風にしたものでした。


 この「アロチ 丸高中華そば」は飲みに行った仕上げとしてよく行きましたが、

あらためて食べると、いい意味で「こんな味だったっけ?」と思う味でした。





  お品書きです。




     中華そば 600円


    お味です。


 スープは醤油系と豚骨系の中間くらいにしたもので、案外あっさりとしています。

豚の臭みもなく、丁寧にとられたもので辛さも丁度いい味加減です。

スープの量も充分あり、旨みもとてもあるものです。


 麺は中太麺。


 具材は豚ロースのチャーシューが3枚、なると2枚、葱、シナチク。

チャーシューがそれぞれ小さい所に不満が残りますが、標準的な具材です。


 場所がら、アルコールを飲んだ仕上げとして

翌日に胃もたれのしにくい、比較的あっさりとした「中華そば」だと思います。







    「アロチ 丸高中華そば」

     場所:和歌山市友田町2-50
     ℡:073-432-3313
     営業時間:17:30~翌3:00
     定休日:日曜日
     その他:ビール、酒 有   おでん 有   駐車場 無
   


Posted by こまっちゃん at 12:26Comments(2)ラーメン放浪記

2011年08月17日

丸高中華そば 六十谷店

 ラーメン放浪記 50





 前回は丸高中華そばの国体道路店でしたが

今回は同じく丸高中華そばの「六十谷店」です。




 品書きはこんな感じで、比較的シンプルです。




  注文したのは、中華そば+ご飯  600円+150円





 さて、中華そばのお味です。


 スープは豚骨醤油で、とろみ感のある濃厚なスープです。

同じ丸高でも国体道路店のスープとは全く別物です。

屋号が同じでも国体道路店は醤油系を少し豚骨風に振ったものでしたが、

六十谷店は全くの豚骨醤油系です。

私の好みでは、今回の六十谷店のスープの方が好きです。

豚臭みもなく、豚骨からていねいに出汁を取っていてまずまずの美味しさでした。


 麺は中太麺で、茹で加減も丁度いい。


 具材はチャーシューが2枚、くずし2枚、葱、シナチクと標準的です。


 豚骨醤油のコッテリした中華そばがお好きな方には、是非お薦めする中華そばです。


 そしてこのお店のご飯はとても美味しく、ふっくら柔らかめに炊けていました。


  同じ丸高でも、こんなにも違うとは驚きでした。

今まで同じ屋号のお店にはあまり足を運ばなかったのですが、お店が違うと新しい発見がある事をあらためて知りました。





    「丸高中華そば 六十谷店」

     場所:和歌山市六十谷69-11 (六十谷橋を南から北に渡り、サークルKのある2つ目の信号を左折スグ右側)
     ℡:073-461-0086
     営業時間:11:30~22:00
     定休日:水曜日 (祝日の場合翌日)
     その他:ビール、酒、おでん 有   駐車場 有  


Posted by こまっちゃん at 00:12Comments(2)ラーメン放浪記

2011年08月16日

丸高中華そば

 ラーメン放浪記 49 


  丸高中華そば 国体道路店です。





 丸高と言えば、アロチ店にはお酒を飲んだ〆として以前はよく行きました。

今回は“国体道路店”です。

同じ丸高でもお店によって味が微妙に違うようです。




  注文したのは「中華そば」  600円


 お味です。


 スープは醤油味ですが少し豚骨風の要素も取り入れたもので、まずまずのお味です。

とろみが少々有り確かに美味しいのですが、スープの量が少ないのが不満の残るところです。


 麺は中太麺で茹で加減は少し硬い目。

麺の太さがこれくらいなら良いのですが、もう少し太いと粉っぽさを感じるであろうギリギリの茹で加減です。

博多ラーメンの細麺ならさっとお湯を通しただけの(通称 “はりがね”とか“こなおとし”)の麺でも粉っぽさは感じないでしょうが、
中太麺となるとある程度の時間沸騰したお湯で茹がかないと粉っぽさが残ります。


 具材はチャーシューが2枚、くずしが2枚、葱、シナチクです。


  醤油味を豚骨風に少し振った感じの中華そばです。

 一度、他店の丸高中華そばと食べ比べるのも面白いかもしれません。





    「丸高中華そば 国体道路店」

     場所:和歌山市小雑賀762  
     ℡:090-1442-2548
     営業時間:11:30~23:30
     定休日:火曜日 (祝日の場合は翌日)
     その他:ビール、酒 有   駐車場 有
  


Posted by こまっちゃん at 00:10Comments(0)ラーメン放浪記