2012年12月04日

まるやまのチャーシュー麺

   ラーメン放浪記 128


 
まるやまのチャーシュー麺



 「まるやまのチャーシュー麺」


 チャーシュー麺とは、

  中華そばに、焼き豚が多いめに乗っているものです。


 メタボが気になる私めでありますが、

中華そば+早ずし を食べるなら、チャーシュー麺でがっちりと食べようと注文。


 この「まるやま」。

私は40年近く前から、行っているお店。

 私が小学生の頃は中華そばは250円でした。

  子供の頃から食べている味なので、懐かしいというか

    いろいろな思い出が蘇ってきます。



  チャーシュー麺のお顔。 (850円)




やっぱり和歌山ラーメンはこのアッサリとした醤油系が良いです。

 豚骨醤油スープより、この醤油スープのほうが

  私はほっとするのです。

   子供の頃から食べているせいかもしれません。


 純粋にこの車庫前系のスープを提供するお店が少なくなって来ているのは

   本当に残念に思いますが、私にとっては中華そばといえばこの味なんですよね。

    この系統の中華そばを現在食べれるのは

   和歌浦の「まる木」、紀三井寺の「まる宮」、古屋の「まる平」が代表格でしょうか。






 さて、この「まるやま」のチャーシュー麺のお味です。




 スープは車庫前系の本道を行く、醤油味。

時間帯によって、コクが変わるのは御愛嬌ということで。

私がこの日訪れたのは午後2時半すぎ

 少しスープのコクが少なく感じたのは、お昼時が過ぎて

  夜の為の仕込みかけの時間帯のせいでしょか?

   夜の方がスープにとろみが有るようにも感じました。

 醤油味のキレが少ないのは、昔からで

  今さら味を変えて欲しくないのですが、他店に比べると少々物足らなさを感じます。

   胡椒を効かせて、パンチを出すのがいいかも知れません。





 麺は細めのストレート麺。

茹で加減、歯ごたえともに素晴らしく美味しいものです。

  以前は伸び気味だったのですが、工夫されている様です。





 具材は多量のチャーシュー、葱、シナチク、かまぼこが2枚。

このかまぼこ2枚が和歌山ラーメンの伝統だと思います。

ちゃんと魚の味がする、かまぼこ。嬉しくそして美味しい。


 チャーシューはロース肉を使っているのですが

厚みも充分あり、歯ごたえも有り薄めの味付けが良いです。

 脂の部分も充分に甘みがあり、いかにも焼き豚を食べているという事を実感できます。


 さすがに「チャーシュー麺」ということで

  麺よりもチャーシューを食べているという感じ。

 和歌山ラーメンは麺が少ないので(こちらでは、おそらく110gくらい)

   そう感じてしまうのかもしれませんが。


 スープがアッサリしているので、具材の味付けが薄味。

  とてもバランスが取れています。






 総括として


  車庫前系の和歌山ラーメンの代表格として

   これからも、頑張って欲しい老舗の銘店です。


 お会計をする時に、「ありがとう。」と見送って下さった、昔はおばちゃんだったのが

  今はおばあちゃんになっていて、でも元気にお店に出ている女将さん。


   「ごちそうさん。美味しかったよ。また来るね。」の言葉に

    微笑んでいた、おばあちゃんの笑顔が印象的でした。



まるやまのチャーシュー麺



 「まるやま」

 場所:和歌山市小松原6-1-14
 電話:073-423-6071
 営業時間:11:00~翌2:30
 定休日:月曜日(祝日の場合翌日)
 その他;駐車場有り、お酒、ビール、おでん有り

   


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Posted by こまっちゃん at 21:57│Comments(0)ラーメン放浪記
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