2012年10月14日

ヤマハFGー160

   ヤマハFGー160


 私がギターを始めた高校1年生の頃。(今から35年くらい前ですface01。)



  同級生がこのギターを持っていたんです。



  
 その頃は、ギターって何でも同じに見えていたのですが、

  (当時は国産では “キャトアイ” “Kヤイリ” “Sヤイリ” “モーリス” “ヤマハ” 等々、

     国内産のギターを丁寧に作っていた時代でした。 

       今は、それらのメーカーは台湾や中国で作っているものを主に販売しています。)



  今から40年近く経った、国内産である

 このバルタンヘッドの三本音叉のロゴマークのヤマハのFGギターを

  なんとか手に入れる事ができないだろうか?と思いました。






    バルタンヘッドに、三本音叉のロゴマーク。





  私の憧れの銘器です。



 先日、ヤマハ12弦のFG赤ラベルをゲットしてから

  どうしても、6弦のFGビンテージギターが欲しくなり、

   六十谷の「ジャンクスタイル」さんへ。


 行くと、このギターがお店の一番前に置かれていました。

  
  良かったら、弾いてみて下さいと店主さんから御言葉を頂き

   弾いてみると、素晴らしい音色。



   弦高が少々高いかな?とも思いましたが

    この時代に造られたギターとしては標準的。

     ネックも極太で、クラシックギターに近いものがあります。


     年代物なので、きつい弦は張るつもりもないから

      柔らかい弦がビビらない、このくらいの弦高のがいいのでしょう。


         と・・・・・思い。


          9800円でゲットしましたface02



   ラベルはグリーンラベル。





  赤ラベルの改良モデルだと思います。



 ギターの音色は


 低音は図太く、高音はすっきりしたもの。


  ストリングスより、ストローク音のほうがバランスが良いかもしれません。


 マーチンの様な繊細さは無い分、太い重低音が特徴。


  なにしろ当時の定価は、16000円。

   使っている板はトップ、サイド、バックとも合板。

     この音色は40年近く経っているためもありますが

       驚くほどの“素晴らしい”ものです。


 しかも、国産ということもあり

    当時のギターとしては、外国産に比べ安価であるにもかかわらず

   一本、一本、職人さんの手により、丁寧に作られているものです。




  私好みの音を奏ると思う・・・FG-160。


 
   これからのライブでは、素晴らしい相棒になりそうです。






  


Posted by こまっちゃん at 21:30Comments(0)音楽♪