2012年07月23日

チビチビの尻尾が・・・

   私と猫の物語 4


 このお話は約10年くらい前の事です。

  後悔と懺悔の気持ちをこめて

    お空に昇って行った猫さんたちに捧げます。



   「チビチビの尻尾が・・・」


 朝と晩は家の中。

 朝ご飯を食べると、お外で暮らす猫さん。

私も嫁さんも仕事に出かけるので、彼らを追い出すわけでもないのですが

解っているのか、朝はご飯を済ませると早々にお外に出かける2匹の猫さん。


 夕方は私たちが帰宅すると、庭で待っています。


 そんな日が続いていたある朝、チビチビの長い尻尾が・・・半分切れかかっている。

   痛々しい姿で庭にやって来ました。

おそらく、野犬か何かに襲われてたのでしょうか。

病院に連れて行こうと思い捕まえようとするのですが、怖がって逃げるばかり。

とうとう朝ご飯も食べずに、逃げてしまいました。

翌日の夕方来た時には、切れかかっていた尻尾はなく傷は痛々しい。


 なんとか部屋に入ってきてくれました。

家にあった抗生剤を猫缶に混ぜ食べてもらう事は出来ました。

   (動物の薬について詳しい方に、いろいろと教えてもらいました。

       本当は獣医さんに連れていくのが一番なのです。)


   感染症を起こす事は無かったようですが、

     怖かっただろうし、痛かっただろうに。  


        (続く~)


 ごめんね。

  今考えると、「猫は外に出すべきじゃないというのが常識なのですが

   その頃はそんな知識もなく、間違った飼い方をしてしまった。

    犬さんも猫さんも、言葉で痛いとか苦しいとかは伝えてはくれなんです。」

      






  


Posted by こまっちゃん at 22:30Comments(0)私と猫との物語