2012年12月04日

まるやまのチャーシュー麺

   ラーメン放浪記 128


 




 「まるやまのチャーシュー麺」


 チャーシュー麺とは、

  中華そばに、焼き豚が多いめに乗っているものです。


 メタボが気になる私めでありますが、

中華そば+早ずし を食べるなら、チャーシュー麺でがっちりと食べようと注文。


 この「まるやま」。

私は40年近く前から、行っているお店。

 私が小学生の頃は中華そばは250円でした。

  子供の頃から食べている味なので、懐かしいというか

    いろいろな思い出が蘇ってきます。



  チャーシュー麺のお顔。 (850円)




やっぱり和歌山ラーメンはこのアッサリとした醤油系が良いです。

 豚骨醤油スープより、この醤油スープのほうが

  私はほっとするのです。

   子供の頃から食べているせいかもしれません。


 純粋にこの車庫前系のスープを提供するお店が少なくなって来ているのは

   本当に残念に思いますが、私にとっては中華そばといえばこの味なんですよね。

    この系統の中華そばを現在食べれるのは

   和歌浦の「まる木」、紀三井寺の「まる宮」、古屋の「まる平」が代表格でしょうか。






 さて、この「まるやま」のチャーシュー麺のお味です。




 スープは車庫前系の本道を行く、醤油味。

時間帯によって、コクが変わるのは御愛嬌ということで。

私がこの日訪れたのは午後2時半すぎ

 少しスープのコクが少なく感じたのは、お昼時が過ぎて

  夜の為の仕込みかけの時間帯のせいでしょか?

   夜の方がスープにとろみが有るようにも感じました。

 醤油味のキレが少ないのは、昔からで

  今さら味を変えて欲しくないのですが、他店に比べると少々物足らなさを感じます。

   胡椒を効かせて、パンチを出すのがいいかも知れません。





 麺は細めのストレート麺。

茹で加減、歯ごたえともに素晴らしく美味しいものです。

  以前は伸び気味だったのですが、工夫されている様です。





 具材は多量のチャーシュー、葱、シナチク、かまぼこが2枚。

このかまぼこ2枚が和歌山ラーメンの伝統だと思います。

ちゃんと魚の味がする、かまぼこ。嬉しくそして美味しい。


 チャーシューはロース肉を使っているのですが

厚みも充分あり、歯ごたえも有り薄めの味付けが良いです。

 脂の部分も充分に甘みがあり、いかにも焼き豚を食べているという事を実感できます。


 さすがに「チャーシュー麺」ということで

  麺よりもチャーシューを食べているという感じ。

 和歌山ラーメンは麺が少ないので(こちらでは、おそらく110gくらい)

   そう感じてしまうのかもしれませんが。


 スープがアッサリしているので、具材の味付けが薄味。

  とてもバランスが取れています。






 総括として


  車庫前系の和歌山ラーメンの代表格として

   これからも、頑張って欲しい老舗の銘店です。


 お会計をする時に、「ありがとう。」と見送って下さった、昔はおばちゃんだったのが

  今はおばあちゃんになっていて、でも元気にお店に出ている女将さん。


   「ごちそうさん。美味しかったよ。また来るね。」の言葉に

    微笑んでいた、おばあちゃんの笑顔が印象的でした。







 「まるやま」

 場所:和歌山市小松原6-1-14
 電話:073-423-6071
 営業時間:11:00~翌2:30
 定休日:月曜日(祝日の場合翌日)
 その他;駐車場有り、お酒、ビール、おでん有り

   
  


Posted by こまっちゃん at 21:57Comments(0)ラーメン放浪記

2012年11月24日

まるみの中華そば

   ラーメン放浪記 127





 中華そば「まるみ」

「かわせ 天王」のすぐ隣にある、中華そば屋さん。


 以前より気になっていたのですが、夜のみの営業。

今回、初めて行って来ました。






  トラッドな雰囲気の「中華そば屋さん」。






 中華そばのお顔です。





   まずはスープ。


  濁ったスープは豚骨の様ですが、鶏がらも使ったアッサリしたもの。

 一口スープをすすると、生姜の風味が広がります。

 生姜はあくまでも臭い消しに使われているものですが

  食べ進めるうちに、生姜の風味は感じられなくなりました。


   辛さの味加減は良いバランス。


    流行りの豚骨醤油のものに比べれば、物足らなさを感じるかもしれませんが

     昔ながらの中華そばといる感じで、懐かしく思えて良い感じ。

      旨みも充分有ります。




   麺は少し太めの中太ストレート麺。

    麺にコシと味があり、なかなかのもの。

     味と歯ごたえがしっかりしています。

   
     茹で時間が長かったので、伸びているのではと気になったのですが

      茹で温度を少し低くしていて、長めの茹で時間で麺の芯までうまく仕上げている。

        と感じました。




   具材は豚バラ肉のチャーシュー、葱、シナチク、なると。

    それぞれ味付けは少し濃いとも思いましたが

      スープ、麺とのバランスは良いいです。




  総括として


   濃厚な豚骨醤油でもないし、醤油系(車庫前系)でもない。

    でも懐かしい味を堪能できる

     美味しい「中華そば」でした。

      


  「まるみ」

  場所:和歌山市中之島525
  営業時間:18:00~翌2:00
  定休日:月曜日
  その他:駐車場有り、酒ビール、おでん有り
     


Posted by こまっちゃん at 18:07Comments(0)ラーメン放浪記

2012年11月18日

木鶏のラーメン

   ラーメン放浪記 126


 「木鶏」というお店。

 喫茶と軽食を提供するお店です。





 こちらに「もっけいラーメン」というラーメンが有ると知り、行って来ました。






 このお店、朝は6時40分から開いており

このラーメンはもちろん、モーニングやオムライス、とんかつ定食等々

すべてのメニューが朝の開店から食べられるそうです。

 朝早くから、ラーメンが食べる事の出来る数少ないお店です。





 “12時間以上かけて取ったスープ”という言葉に期待が膨らみます。



   ラーメンのお顔。





 見た目は少し濁った、豚骨系と思いましたが。



  お味です。


 スープは豚骨と鶏がらを使ったものでしょうか。

比較的あっさりしており、濃厚さはあまり感じません。

すこし甘みがあるスープは、優しい感じがするもので

旨みはあるものの、キレが少ない感じ。

醤油味の角が無く優しくも感じるのですが、少々物足らないのが正直な感想。

 味ダレの濃さや味、そのものが足らないのかも知れません。



 麺は柔らかめで、もう少し硬く茹でた方が私好み。

麺のコシ、味ともに飛んでしまっているのが残念。




 具材は豚ロースのチャーシュー、葱、かまぼこにシナチク。

豚ロースで作った柔らかめのチャーシューは珍しく、美味でした。





  総括として

 喫茶店のラーメンとしては、レベルの高いもの。

 優しい味なので、誰でも美味しく食べられるラーメン。

  朝から食べれるのも嬉しいです。


  スープの味ダレと麺の茹で加減だけ、改良して欲しいと思いました。


 
  「木鶏(もっけい)」

  場所:和歌山市湊1823-6
  電話:073-455-4497
  営業時間:6:40~17:30
  定休日:火曜日
  その他:駐車場有り






  


Posted by こまっちゃん at 18:02Comments(4)ラーメン放浪記

2012年11月15日

勝喜楼ラーメン




   ラーメン放浪記 125


 「美味しい中華料理店がある。」と

知人からおしえてもらったお店“勝喜楼”。


 タウン雑誌で『勝喜楼ラーメン』なるものが有る事を知り

   以前より気になっていたのです。






 私の自宅から歩いて数分の近くに有るにもかかわらず

駐車場が無いという理由で、なかなか行けずにいました。


 先日、仕事を終えたのが午後7時過ぎ。

8時半からプライベートの用事が有ったので、少しは腹ごしらえ。

CPに車を置き、この「勝喜楼」へ。


 お店の間口は狭く、奥に長いビルのテナント、

一種独特の雰囲気が有りましたが、店内はお客さんでいっぱい。


 夕食を楽しむクループが数組。

       若い女性が多いようです。


 この時間帯に男一人で来る処では無かったな~・・・・と。icon11

私は両隣が女性グループの4人掛けのボックス席に一人で座ったのですが

若い女性グループは、中華の単品料理を次から次へとオーダーしており・・・隣の芝生なる料理。

                ・・・・・美味しそう。です。


 ラーメンだけをオーダーするのは、抵抗があったのですが

  「勝喜楼ラーメン」と注文。


 待つ事、約10分。

    やってきたのが






  ラーメンのお顔。




 見るからに、豚骨醤油の中華そばですが。




    お味です。



 スープはとろみのある、豚骨醤油なのですが

魚貝系の風味が味わえる、特徴的なもの。

この魚貝の風味は一歩間違えると生臭くなるラーメンが多いのですが

 そういう事は全くなく、旨みとコクが味わえて

   とても“美味しい”。

 豚骨醤油に、これだけ豊かな魚貝の風味を持たせたスープは初めてです。


 少し醤油辛すぎるとも感じましたが、ご飯に合わせるなら丁度いいです。




  麺は中太のちぢれ麺。

 スープによく絡み

  茹で加減、コシともに充分満足いくもの。

   和歌山では、ちぢれ麺と合わせた豚骨醤油ラーメンは私は初めてかも。



  具材はチャーシュー、葱、シナチク、煮卵。

 チャーシューは中華料理店独特の味付け。

  このチャーシューだけでも、お酒の肴として味わえるかな。

 煮卵は程良く味付けされていて、ラーメンの邪魔をしていないのが良いです。




  総括として


 スープ、麺、具材とバランスのとれた美味しいラーメンです。

  ラーメンだけでもこれだけ美味しいのですから。


   他の中華料理もきっと美味しいと思います。

  メニューを見ても、お隣に配膳されてくる料理を見ても

   創作中華料理店の様です。

    女性に人気が有るのも納得できます。


     中華料理の「割烹」という感じなので

      人気は衰えないと思います。


   帰りがけに厨房を覗いたのですが

    料理人が一人で中華鍋を振っている・・・驚きでした。


     こちらでは‘シェフ’と呼ぶらしいですが

      たったお一人で数多い品数を作っているface08


       凄いお店です。







   「勝喜楼」

   場所:和歌山市小松原通1-5-3 天野ビル1階
   電話:050-5834-5934
   営業時間:11:00~14:00  17:00~23:00
   定休日:月曜
   その他:駐車場無し お酒の種類多い


  
     





  


Posted by こまっちゃん at 22:08Comments(0)ラーメン放浪記

2012年10月30日

「お食事処“真”の中華そば」

   らーめん放浪記 124


 和歌山市北新の「真(しん)」。


 開店当初は「中華そば 真」として中華そばと唐揚げなどのセットメニューを

提供するお店でした。

この開店当初、一度だけ私は訪れた事があるのですが

本格的な豚骨醤油ラーメンは素材にもこだわりがあり

「和歌山ラーメン」の味わいを充分味わえる素晴らしい中華そばでした。


ところが開店間もなく一度お店を閉めてしまい

新たに「お食事処 真」として再び営業を始めました。

 ところが、お食事処になってからは中華そばは品書きから消え

揚げものとのご飯やビール、お酒などで営業していたようです。

そのころお店の前を通ると『中華そばありません。』の張り紙がされており

とても残念に思った記憶があります。


 その「真」で中華そばが復活!




   中華そば 700円


 見た目も開店当初に食べた中華そばと変わっていなくて、嬉しい。

やはりお客さんからの要望が多かったのかもしれません。



 中華そばのお顔です。





   お味です。


 スープは本格的な和歌山ラーメンの豚骨醤油のもの。

少しのとろみのあるスープは、他店のものと比べても明らかにクリーミーで旨み

が口の中で広がって行きます。旨ッ!

乳化度合いが高く、丁寧に扱われているスープだと思います。

コク、キレ、旨みともに充分に満足できるもの。


 お好みで、入れて下さいと



   中華だれとマー油(にんにく風味)が用意されています。


 オリジナルの味がとても美味しかったので、ほとんどそれらを入れずに食べたのですが

最後に中華だれとマー油を少々入れてみたところ、コクがかなり増すものです。

 このあたりはお好みで入れれば、より自分好みの中華そばに仕上がります。



 麺は自家製麺の中細麺。

硬すぎず、柔らかすぎずという感じです。

クリーミーなスープとの相性も、良いです。




 具材は豚バラ肉のチャーシューが3枚、葱、シナチク、少量のもやし。

このチャーシューは控えめな味付けと歯ごたえがあり、なかなかボリューミー

 結構存在感がありました。これも旨し。




  総括として

 中華そばとしては、ハイレベルで充分満足のいくもの。

  人気店になって欲しい、いいえ必ずなるお店だとおもいます。







   「お食事処 真」

   場所:和歌山市北新3-8
   電話:073-460-5653
   営業時間:11:30~14:00  17:30~21:00
   定休日:月曜日(祝日の場合 翌日)
   駐車場:お店の前に1台分のスペース有り
   その他:酒、ビール、揚げ物等種類多数




  


Posted by こまっちゃん at 21:14Comments(5)ラーメン放浪記

2012年10月28日

隠れ家にしたいお店

 この土曜日は仕事がらみで、講演会に行き終わったのが午後5時前。

6時半から、会合&食事会が有ったのですが少々時間が空いてしまった。


 お昼ご飯も食べていなかったので空腹を紛らわすために、軽くビールでも。

ということで、アロチをブラブラと自転車で散策。


 そうだ!以前知人に教えて貰った、焼き鳥&串カツ屋さんに行こう。


       と云う事で入ったお店。


 狭い路地の一番奥の、「ディープ」な雰囲気な所にありました。






 8席ほどの小さなお店。

店主さんが一人できりもりしている様。

 こちらは午後3時くらいから開いているそうです。

店主さんやお店の雰囲気は一種独特ですが

             一人でお酒を飲むには、良い感じ。

 この場所で始められて16年になるそうですが、私は全く知りませんでした。



まさに「隠れ家」にしたい処なので、お店の名前、場所はナイショにしておきます。
  


Posted by こまっちゃん at 23:14Comments(0)酒場放浪記

2012年10月24日

三代目 やぐら和歌山中華そば

   ラーメン放浪記 123



  「三代目 やぐら和歌山中華そば」



  和歌山市西ノ庄、岩出市吉田に続いて、

「やぐらラーメン」の三店舗目となるお店がこの10月に和歌山市来栖にて開店です。


 


  「極上 中華そば」  650円





 今までの2店舗は「こだわりのやぐらラーメン」を屋号としていましたが

この新店舗は「三代目 やぐら和歌山中華そば」と屋号を変えています。


 以前、西ノ庄の「やぐらラーメン」を訪れた時は

種類の多いラーメンの中に、「中華そば」なるものもがメニューの一品として

  書かれていました。


 この以前食べた「中華そば」

  チェーン店にもかかわらず

   味、麺、具材ともに豚骨醤油の和歌山ラーメンそのもので

    とても美味しく感じたのを思い出します。



 この「三代目 やぐら和歌山中華そば」では

  この中華そばだけをよりグレードアップして提供するお店のようです。


 他のラーメンメニューはなし。

  この思いきった所に、好感が持てます。





 しかも、使っている醤油は「角長の濁り醤」という事





  この中華そばは配膳されてから、店員さんが「濁り醤」をひとさじ垂らしてくれます。

 パフォーマンスでしょうが、あまり私は好きではありません。

  それなら、持ってくる前に入れておいて

    味で勝負してくれた方が、気持ちはいいのですが。


  そう言えば、何処かのお店では配膳したラーメンにスプレーで醤油を加えたお店もありましたが


   そんなパフォーマンスは、不要だと思います。


     味で、お客様を魅了してほしいものです。





  「極上中華そば」のお顔です。






  見た目は豚骨醤油の和歌山ラーメン。




 お味です。



  スープは豚骨醤油の王道まっしぐらと云う感じ。

 濃厚ですが、超濃厚というわけでもなく臭みのない美味しいもの。


  乳化の度合いは程々というものです。

   このあたりが万人受けするところより、少し濃厚です。


   醤油の辛さ具合は若干少ないとも感じましたが

    そういうお客さんのために



     こういう「味だれ」がテーブルに置かれているのが、嬉しい。

      お好みの辛さでどうぞ。




   麺は中太麺。

    茹で加減、硬さも標準的。






  具材は葱、チャーシュー、シナチク、かまぼこと

   和歌山ラーメンの定石どおりです。


    チャーシューもトロトロに柔らかく煮込んでいるものではなく

       歯ごたえが充分。

     シナチクも薄味に味付けされていて、

       具材が中華そばの邪魔をしていないのが良い感じ。



    器の底に残った“骨粉”




      良く見ると、器の底に「完食 ありがとうございました。」の文字。

                                洒落ています。




   総括として

    とてもバランスのとれた豚骨醤油の和歌山ラーメンの、本道をいくもの。

     とても美味しいものでした。



      お店の外観はチェーン店そのものですが

       ラーメンのお味は本格的な「中華そば」です。



    




 
  「三代目 やぐら和歌山中華そば」


   場所:和歌山市来栖824 (和歌山東警察署 西100mくらい)
   電話:073-472-8873
   定休日:無し
   営業時間:11:00~24:00
   駐車場:有り











  


Posted by こまっちゃん at 21:20Comments(7)ラーメン放浪記

2012年10月20日

まる繁の中華そば

   ラーメン放浪記 122



    「まる繁の中華そば」


   和歌山市黒田にある「まる繁」

  こちらも老舗で30年程前ですが、先代の御主人は吉田のめんどり亭のある場所の西側で営業されていました。

 今は息子さんが国鉄の線路をはさんだ黒田でされています。

  先代のお店と息子さんのお店は10年くらい、並行して営業していたと思いますが

    吉田のお店は今はないです。


 その伝統を受け継ぐ中華そば。




  1.5倍ラーメン 麺硬いめ (950円)




 お品書きは





 基本のスープは一種類。

具材とボリュームの違いで、この種類です。



 中華そばのお顔。






 お味です。



  スープは見た目、乳化した豚骨なのですが

 豚骨は使わずに、鶏ガラと果物や野菜で摂っているそうです。


 スープを一口すすると和風の風味と旨みがあり

            こちらでしか味わえないスープです。


 おそらく、鶏ガラを乳化するまで煮込んだものでしょうが

  果物と野菜の甘みと旨みをとても感じるのと

   鰹や昆布、煮干しなどの和風味もほのかに感じます。


    私は個人的に、このスープはとても好きで、

     コクは充分。



  
   麺は中太麺。

    普通に注文すると、かなり柔らかめになるので

     この日は固いめと注文。

      
      硬いめと注文しましたが、少々硬すぎるかな?

       もう少し柔らかめのほうが、食べやすいかも。

     他のお客さんは固いめと注文するのが4割、何も言われないのが6割くらいだったでしょうか。


      硬いめや、柔らかめの注文を受ける張り紙がないところと見ると

       常連さんは、硬いめと注文する事が多いのかもしれません。

        お好みで注文して下さい。



   
   具材はチャーシュー、葱、シナチク、かまぼこ。

    このチャーシューは歯ごたえ、味付けともに好感がもてるもの。

        独特の風味を感じます。(お味噌を味付けに使っているかも?)




   
  総括として。


   豚骨醤油や醤油系の和歌山ラーメンとは一線を隔するこの「まる繁」の中華そば。

    和歌山ラーメンに飽きて来ている方に

     是非お薦めする中華そばです。


       この味は他では、味わえないものです。

         一度。お試しあれ。




   「まる繁」

   場所:和歌山市黒田177
   電話:073-473-0190
   営業時間:12:00~13:00  18:00~翌2:00(売り切れ次第終了)
   定休日:月曜 火曜
   駐車場:有り
   その他:酒、ビール有り  土手焼き有り




     


Posted by こまっちゃん at 00:44Comments(2)ラーメン放浪記

2012年10月14日

ヤマハFGー160

   ヤマハFGー160


 私がギターを始めた高校1年生の頃。(今から35年くらい前ですface01。)



  同級生がこのギターを持っていたんです。



  
 その頃は、ギターって何でも同じに見えていたのですが、

  (当時は国産では “キャトアイ” “Kヤイリ” “Sヤイリ” “モーリス” “ヤマハ” 等々、

     国内産のギターを丁寧に作っていた時代でした。 

       今は、それらのメーカーは台湾や中国で作っているものを主に販売しています。)



  今から40年近く経った、国内産である

 このバルタンヘッドの三本音叉のロゴマークのヤマハのFGギターを

  なんとか手に入れる事ができないだろうか?と思いました。






    バルタンヘッドに、三本音叉のロゴマーク。





  私の憧れの銘器です。



 先日、ヤマハ12弦のFG赤ラベルをゲットしてから

  どうしても、6弦のFGビンテージギターが欲しくなり、

   六十谷の「ジャンクスタイル」さんへ。


 行くと、このギターがお店の一番前に置かれていました。

  
  良かったら、弾いてみて下さいと店主さんから御言葉を頂き

   弾いてみると、素晴らしい音色。



   弦高が少々高いかな?とも思いましたが

    この時代に造られたギターとしては標準的。

     ネックも極太で、クラシックギターに近いものがあります。


     年代物なので、きつい弦は張るつもりもないから

      柔らかい弦がビビらない、このくらいの弦高のがいいのでしょう。


         と・・・・・思い。


          9800円でゲットしましたface02



   ラベルはグリーンラベル。





  赤ラベルの改良モデルだと思います。



 ギターの音色は


 低音は図太く、高音はすっきりしたもの。


  ストリングスより、ストローク音のほうがバランスが良いかもしれません。


 マーチンの様な繊細さは無い分、太い重低音が特徴。


  なにしろ当時の定価は、16000円。

   使っている板はトップ、サイド、バックとも合板。

     この音色は40年近く経っているためもありますが

       驚くほどの“素晴らしい”ものです。


 しかも、国産ということもあり

    当時のギターとしては、外国産に比べ安価であるにもかかわらず

   一本、一本、職人さんの手により、丁寧に作られているものです。




  私好みの音を奏ると思う・・・FG-160。


 
   これからのライブでは、素晴らしい相棒になりそうです。






  


Posted by こまっちゃん at 21:30Comments(0)音楽♪

2012年10月12日

炎次郎のラーメン

   ラーメン放浪記 121


 
 岩出市の「炎次郎」。






 友人である“マックレーズ”さんのブログで観てから

  行ってみたいと思っていたお店。


 空調が効いていない夏の熱い頃に“マックレーズ”さんは行かれて

  大変な思いをされたそうですが、私が訪れたのは涼しくなってからです。


 お店はカウンターが数席と、テーブルが2卓ほどですが

  確かに、家庭用のクーラーが2台だけでは夏場は熱くてラーメンどころではないでしょうか。


 私が訪れたのは10月も始めでしたが、お店のドアは開けっぱなし。

  家庭用のクーラー2台はフル稼働中でしたが、厨房の熱気もあるので

   決して涼しくない状態。 ・・・・・夏場は来たくないな~。という感じのお店でした。



  お品書きは





 醤油豚骨ラーメン (630円) を注文。





 
    お味です。



  スープは豚骨醤油ということですが、鰹節の風味がほのかに感じられるもの。

 見た目は、背油が少々落とされていますがあっさりとしたスープとのバランスは絶妙。

  これはなかなか美味しいスープです。

   旨みのコクも充分あり、私好みです。



  麺は細めの“たまご麺”?

 茹で加減も少し硬めに仕上げられているのが、食感もよくGOOD!

  スープによくからみます。


 
  具材は

   バラ肉のチャーシューが1枚、シナチク、葱、もやしとオーソドックスですが

    少しだけ、物足らない感じ。

    
    具材の多い 「炎次郎ラーメン」なるものが有ると後から知って

       こちらにしとけば良かったと少し後悔しました。



  総括として


   スープはあっさりめの豚骨醤油に背油を少し加えたものですが

    鰹節の風味が感じられ、とても美味しいし

   麺も特徴があり、なかなか美味しいラーメンでした。


    注文するなら「炎次郎ラーメン」をお薦めします。

     630円のノーマルらーめんでは、少し物足らなく感じます。


    こちらはこの醤油豚骨だけではなく、塩豚骨やあっさりらーめん、つけ麺もあるので

     次回は塩豚骨の炎次郎ラーメンをためしてみたいと思います。







   「炎次郎」

   場所:岩出市中迫201-1 グリーンプラザ備前
   営業時間:11:00~24:00
   定休日:無し
   駐車場:有り






    


Posted by こまっちゃん at 23:21Comments(0)ラーメン放浪記

2012年10月08日

ぶーめらんの特製ラーメン

   ラーメン放浪記 120



  「ブーメランの特製ラーメン」




 以前は「中華そば」を頂いたお店“ぶーめらん”。

 今回は以前も気になっていた「特製ラーメン」。





  お品書きです。




  以前食べた「中華そば」は醤油ベースの和歌山ラーメンでしたが、

 「特製ラーメン」とは全くの別物でした。



 注文したのは、「特製ラーメン(太麺)」+「ご飯(小)」   780円+100円





 ラーメンのお顔。




  見た目、大量の豚バラ肉に圧倒されます。



   お味です。


 豚バラ肉を煮込んだスープは少し濁っていますが

  醤油味のあっさりしたもの。

   注文が入ると、一人前ずつ鍋にスープを張り豚バラ肉をその都度煮込んでいる様です。

 醤油ベースの「中華そば」とは違い、豚バラ肉の出汁が全面に感じられるものです。

 「丸源」の肉そばや「かわせ」の中華そば等と、相通じるものがあります。



  麺は太麺で、こんな感じです。




 これだけ太いと粉っぽくなる事が多いのですが、それもほとんどなく

 コシのあるしっかりとした歯ごたえのある麺です。

  スープが比較的あっさりしているものの味がしっかりしているので

   この麺とのバランスは良いと感じました。



  具材は豚バラ肉、葱、振りかけられた少々のゴマ。

   思い切りの良いシンプルな具材と、かすかなゴマの香り

        大正解だと思います。

     豚バラ肉の量が多いので、

      これ以上具材の種類を増やすと、しつこくなるかもしれません。



 総括として


  「丸源」や「かわせ」と同系統の豚バラ肉ラーメンと言っていいでしょう。

      まずまずのお味です。


   

    普通の「中華そば」と味の全く違う「特製ラーメン」の2種類を提供するところなど

      面白いお店だと思います。





   『ぶーめらん』

    場所:和歌山市有本240-7
    ℡:073-431-3767
    営業時間:10:00~20:00  水曜日は~16:00まで
    定休日:日曜日、祝日  


Posted by こまっちゃん at 18:44Comments(0)ラーメン放浪記

2012年09月26日

長浜らーめん 私好みの味に

   ラーメン放浪記 119


 「長浜らーめん 紀ノ川店」


  長浜らーめん店は和歌山市内に3店舗、海南市に1店舗を展開するチェーン店。

 お店によって、味のばらつきはほとんど有りません。

 和歌山ラーメン激戦区の中にありながら、お店はいつもお客さんでいっぱいの人気チェーン。

中でも人気なのは、ベーシックな“白”とんこつラーメンでしょう。





  注文したのは、白とんこつラーメン+ご飯セット  590円+100円





  今回は私好みの、食べ方を紹介。


 ノーマルな白とんこつラーメン(葱多め、麺は硬麺)のお顔。





 これに、擦りゴマを多め、すりおろしニンニクを少々、胡椒少々、味ダレを数滴垂らして



  ゴマは擦りゴマ器に入っている方をクルクル廻して入れるべし。

   その方が香りが立ちます。

  ニンニクは控えめにしないと、後で胸やけになるので注意。


  ショウガをいれる方もいますが、私は少し苦手なので遠慮しています。



 そしてご飯には、高菜をトッピング。



  ご飯は+100円でおかわり自由。

   この高菜とキムチで2杯はいけそうですが、私も若くないので1杯で充分。



  お味です。


 スープはクリーミーな豚骨。

  それほど濃厚ではないので、アッサリとしていますがニンニクを入れるとコクが増します。

   お好みで味ダレを入れるとスープの香りが強くなります。

    入れ過ぎると辛くなるので、控えめがお薦めです。


 麺は硬目とオーダー。

  より硬い“はりがね”や“粉落とし”も注文可能。

   未だにそれらを注文する勇気はありません。

   細麺ながら、コシが充分あります。



 具材はチャーシュー、葱(多め)、キクラゲで充分なもの。

  チャーシューは柔らかめで薄くスライスされているせいで

   存在感は少なく感じましたが、ラーメン自体の邪魔をしていないので良いかな。



  総括として、

   コストパフォーマンスが高く、

    お客さんに、どうぞお好みの味で食べて下さいと云わんばかりの

     無料トッピングや薬味、味ダレなどの種類の多さ。

    そして何より、ベースとなるラーメンの味がしっかりしているのが一番の魅力でしょうか。

     繁盛店なのが、納得できる「長浜らーめん」です。






   「長浜らーめん 紀ノ川店」

    場所:和歌山市向168-1
    ℡:073-451-8889
    営業時間:11:00~24:00
    定休日:無し
    駐車場:有り




  


Posted by こまっちゃん at 00:10Comments(0)ラーメン放浪記

2012年09月24日

ヤマハFG赤ラベル

 


   「ヤマハのギター FG赤ラベル」


     私にとって夢のギター。

          ヤマハFG赤ラベル。




  先日の「ローガンDay」に、「もりこまある」として出演させて頂いた時の事。


 「君のため、さかいさん」(ローガン亀井さんの義弟さん)が

  控室で一生懸命チューニングしていた12弦ギター。


   バルタンヘッドのヤマハのFG。



   本当にバルタン星人の頭のよう。

    ロゴマークの、三本音叉マークがカッコいいです。



 私は興味深々。

  ギターについてお伺いすると、35年ほど前に手に入れたとの事。 



 しかも、ラベルは“赤ラベル”。  ヤマハギターファンにとっては憧れの一品。



   FG230というモデルです。


    私が高校生の時に親に買ってもらって初めて手にしたのが、

     ヤマハのFG251という6弦ギター。

      それより数年古いもの しかも!12弦のFG。

      珍しいギターだな~と、その時は思っていました。





  「ローガンDay」のライブも中盤にさしかかった時、

   「君のため、さかいさん」が、チャリティオークションを始めました。


 私は財布を車の中に置いてきてしまっており

  始め頃はオークションに参加しなかったのですが

   その“ヤマハのFG”をオークションに出してきたのです。 驚きでした。


     私は慌てて、財布をすぐさま取りに行き

                チャリティーオークションに参加。


   『欲しい。欲しい。絶対!欲しい。』と心の中で叫びながら

    1000円でスタートして・・・



         やった~! セリ落とした~!




       いくらでセリ落としたかは、ナイショにしておきます。




 そんなんで、私のギターとなったのが、このギター。




  嬉しくて、テンションあげあげ~!face02ik_20



 家に持ち帰り、弾いてみるとface08驚くほどの鳴り。


  ネックの反りもなく、不安だった糸巻きもしっかりした造り。

    フレットの減りもほとんど無い。

   ピックガードは取り外されていますが、この年代のものとしては程度はかなり良い。


 FG230というネーミングから、当時は定価が23000円だったと思われます。

  この頃のヤマハのFGギターは材質は合板を使っているものがほとんどですが、

   国産で造りがしっかりしているのが特徴。

    合板という安価な素材を使っているにもかかわらず、

         職人さんが一本一本丁寧に造っていたのが解るもので

     40年近く経ったいまでも、しっかりとした音色を奏でる名器だと思います。


         


            「君のため、さかいさん」。

                ありがとうございます。


                 大切に使わせていただきます。

     

     


   


Posted by こまっちゃん at 23:21Comments(4)音楽♪

2012年09月23日

「青い燕」 航空祭in小松基地

   今日、石川県 航空自衛隊 小松基地の航空祭に行ってきました。




   F-15  イーグル




   F-2  支援戦闘機


 
 他にも、戦闘機や偵察機、輸送機、ヘリコプター等々。


 以前より、一度は行ってみたかった航空祭。


これらの飛行機は、救難機を除いては戦争のために作られたものです。

言いかえれば、人殺しの道具?なのでしょうが。






 その中で、この航空祭の一番のイベント。


  「ブルーインパルス」の飛行展示。





 航空自衛隊の中で、アクロバット飛行をする部隊です。


   編隊飛行、急上昇や背面飛行等々、

  本当に素晴らしい、飛行展示でした。

   一見の価値は充分あるものでした。



 帰りのバスの中で

バスの添乗員の方が、このブルーインパルスについてこの様にお話下さいました。


 『もし戦争になれば、このブルーの美しい機体はグレーに塗装され戦争に駆り出されるでしょう。

  でも、平和な時はこれらの機体は今のままの美しい「青い燕」の機体でいられるのです。


  平和の象徴は鳩でしょうが、

   この「青い燕」が飛び続ける限り、日本は平和なのです。』と


 いつまでも、この「青い燕」が飛び続ける世の中でありますように。。。。。




  


Posted by こまっちゃん at 23:51Comments(0)

2012年09月21日

幸太郎の塩ラーメン

   ラーメン放浪記 118


  和歌山市岡山丁にある「幸太郎 三年坂」。




 豚骨醤油ラーメンが人気のお店ですが

  今回は塩ラーメンを。






 こちらは備長炭を麺に練り込んだ麺がお薦めのよう、

  ダイエット効果もあるそうですが

   私は、どうもこの黒い麺は敬遠してしまいます。



 注文したのは、「塩ラーメン」+「ご飯セット」  780円+150円





 ラーメンは少々お値段が高く感じられますが、

  ご飯セットが150円はお得感があります。



 お顔です。




 見た目は乳化具合が浅いスープに、ゴマの香味油を垂らしている様。




 お味です。



 先ずはスープを一口。

  ゴマの風味が全面に出てくる、豚骨スープ。

   比較的アッサリしていますが、香味油が目立ちます。

  塩味ということですが、何処かで味わったものと似ている。

 塩味としては、美味しいのですが。

  でも、この味わいは?

   そう! 私が好きなインスタントラーメンベスト3の

    “サッポロ一番塩ラーメン” に少し似ているかも。

 ゴマの風味と同じ塩ラーメンということで、似ていると感じたのかもしれません。

  塩辛さも丁度よくコクもあり、先ず先ずのお味です。




  麺は中太のストレート麺。

   少し柔らかめ。




  具材は歯ごたえのあるチャーシュー、葱、メンマ。

   最近は柔らかめのチャーシューを提供するお店が多いですが

    これくらいの歯ごたえがある方が、食べた感があり良いと思います。

     葱も乾いていないし、スープとの相性も良いです。




  総括として



   豚骨塩ラーメンとしては豚骨醤油との違いがはっきりしていてGOOD、

        そして、ゴマの風味が活きているのが印象的。


    ただ、ラーメン鉢にプラスティックの軽いものを使っているせいで

                       安っぽく感じてしまいました。



     ご飯は、ふっくら柔らかめに炊かれていて

                   とても美味しいものです。



    「幸太郎 三年坂」

    場所:和歌山市岡山丁84 千石ビル1F
    ℡:073-427-4470
    営業時間:11:30~15:00 18:00~24:00(金土はAM3:00まで)
    定休日:月曜、第4日曜
    駐車場:有り






   



  


Posted by こまっちゃん at 01:29Comments(0)ラーメン放浪記

2012年09月18日

お別れの時

    私と猫の物語 9


   「お別れの時」


    このお話は10年くらい前の事です。

     後悔と懺悔の気持ちをこめて

      お空に昇って行った猫さんたちに捧げます。



 「クー太」と「チビチビ」が家にやって来て、6年。



  朝と夜だけ家の中に入れてご飯をあげていましたが。


 「クー太」は或る日から全く姿を見せなくなりました。


  3日くらい経った時、

   嫁さんが「クー太」はもう帰って来ない。

    夢の中で、もうこの世には居ないとお告げがあったそうです。


    お家にやって来ては、私の膝の上にいつも乗って来てゴロゴロと喉をならしていた「クー太」。

    休日の日には、私が昼寝をしているといつも添い寝をしてくれた「クー太」。

    家の前をブッタ、ブッタと歩いていた「クー太」。



   もう会えないと思うと、涙が溢れて来ました。



    もう一匹の「チビチビ」もそれから3カ月くらい後から

     姿を見せなくなりました。


      いつも「クー太」に守ってもらっていた猫ですから

       後を追うようにして、お空に昇って行ったのです。



  その頃は、飼い猫を外に出すのはいけないと言う事。

         外は病気や、車など危険がいっぱいある事。

         避妊、去勢が重要な事。

           それらの事を全く知りませんでした。

     
           そして    

         人の手によって殺処分される猫が多い事、その大半は子猫とという事実。

         人間の身勝手で不幸な犬や猫を作っていると言う事。

           なんとなくは知っていましたが・・・・

       
           正直なところ、それらの事から“目をそむけていた。”のです。



       本当に「クー太」と「チビチビ」。

        私たちが勝手な飼い方をしたがために、

         6年という短い一生になり、ごめんなさい。
 

       外での生活は辛い事もいっぱいあったでしょう。

       そしておそらくは・・・ 最後は辛かったでしょう。

         身勝手な飼い主で。。。ごめんなさい。




          
   


 先日、或る人との会話の中で

  私の家では猫を飼っているという話をしたところ


   その人が言うには、その人の近所に猫がたくさん居るので、たまにご飯をあげたり

     食べ残したご飯の掃除をしたりしているそうです。

       さも良い事をしているような、言い方でした。


  そのような事は、野良猫を増やすことになるし不幸な猫を増やす事になるのですよと・・・云々。

   殺処分される猫が多い事、そしてその大半は眼も開かない子猫が大部分である事

    避妊、去勢の大切さ等々の話を交えてしました。


         どの程度その方が理解して下さったか解らないですが。


  そういう私も数年前までは、

   私たち人間の勝手な行動が、殺処分される猫を増やしている事実どころか

    動物が殺処分されるということすら、知らなかったというより 「目を背けていた。」のですから。



  一人でも多くの方が、


   犬や猫も「命あるもの。」
 
         「気持ちがあるもの。」

         「毎日を楽しく生きたいと思っている事。」


    と言う事を解って頂き、“殺処分”という現実から目をそむけずに

     いつの日か人間の手によって、動物の命が断たれる事が

           無くなる世の中にしようと思って下さる様に。

             そして、生命の大切さを誰もが解る日が来るように。


                    「心から願います。」

  


Posted by こまっちゃん at 22:19Comments(2)私と猫との物語

2012年09月17日

クー太のおしっこ事件




   「私と猫の物語 8」 


 このお話は今から10年以上前の事です。

  後悔と懺悔の気持ちをこめて

   お空に昇って行った猫さんたちに捧げます。

 

 朝と夜は家の中、昼間は外という生活を続けていた2匹の猫

   「クー太」と「チビチビ」。


 その夜は嫁さんが旅行で、家には私一人。

  いつものようにご飯を食べに2匹ともお家の中へ


 「チビチビ」はご飯を済ますと早々に外に出かけたのですが

  「クー太」は私の布団の上で添い寝状態。


 私も寝入ってしまいました。

 
  窓は閉めたままだったので、「クー太」は外に出て行けません。


 
 私は寝ていると・・・鳴き声とともに、シューーーーというガス漏れのような音で目が覚めました。


気が付くと足元の畳の上で、シューーーという音とともに、彼は“おしっこ”だだ漏れ状態。


  よほど我慢していたのでしょう。

   畳約半分が、おしっこの海。

    窓を開けてあげると、おしっこのしずくを飛ばしながら一目散に外へ飛び出して行きました。



  多分、おしっこをする前に外に出してとかなり鳴いていたと思います。

   私は寝入ってしまっていたので、我慢も限界になり粗相してしまった様です。



 今から思えば、家の中で飼っていれば

  猫さんも辛い思いもしなくて済んだのにと、後悔しています。



 その当時は、外に出す飼い方が間違っているとは全く思っていませんでした。


   私の勝手な飼い方で、猫さんには辛い思いをさせてしまいました。

      ・・・・・本当に「ごめんなさい。」



  

  


Posted by こまっちゃん at 20:44Comments(4)私と猫との物語

2012年09月15日

安喜のラーメン




   ラーメン放浪記 117 



  「安喜のラーメン」


  一昨夜は久しぶりに飲み会があり、終わった後もラウンジ、スナックと2軒のはしご。

 帰宅したのは午前2時過ぎ。

  少々二日酔い気味。

   こんな日のお昼はアッサリしたラーメンが一番良いと。

    和歌山市黒田にある中華料理店「安喜」に昨日行って来ました。





 十数年前は、週に1回はお昼ご飯に訪れていたお店。

メニューもほとんど変わっていませんでした。




 この「安喜」は何を食べても結構美味しいお店で

  特にマスタード酢を付けて頂く「とり天」が、私は特にお気に入りです。


  お昼にラーメン単品は、メニューにはありません。

   ラーメン+焼めし、or天津飯、or中華飯でしか

      こちらのラーメンを味わう事が出来ません。


 今回は「ラーメンと焼めし」のセットを注文。 680円。




  昔からこのお店は偏屈で有名で

   いまでは張り紙は無くなりましたが

    「小さな子供は入店お断りとか、携帯電話の店内使用禁止」とか

     とにかくお客に注文の多いお店でした。

           今ではそういう事は無くなったようですが


    ただ・・・・・

   この日も注文しても、返事がない・・・。これは昔と変わっていませんでした。

    注文が通っているのか?少々心配になるのですが
 
      気にしないのが、こちらの流儀のようです。



 さて、ラーメンのお顔です。



  見た目はシンプルで少々寂しいのですが

    あくまもセットメニューのラーメンですから、これで良し。



   お味です。


  スープは鶏がらメインで摂ったアッサリしたもの。

   そして鰹の風味が感じられる、他の中華料理店で食べるものとは一味違います。

     醤油味も丁度いいもので、出汁のコクやキレはそこそこですが

       とても美味しいものです。



  麺は細めのちじれ麺で、アッサリしたスープによく絡みます。

   細いながらも、歯ごたえが充分感じられるのが良いです。



  具材は申し訳程度の小さなチャーシュー、葱、シナチク、少量のもやし。

   この小さなチャーシューは独特のもの

    醤油や色々な香辛料で味付けされています。



   総括として

  鰹の風味がするスープ、歯ごたえ充分な細ちじれ麺など

   他のお店にはない、オリジナリティがあるラーメン。

    ラーメンとしては少し物足らなさを感じるかもしれませんが。


     しばらく経つと、また食べたくなるような

                    アッサリ醤油ラーメンでした。



   「安喜」

   場所:和歌山市黒田255-7
   ℡:073-473-3251
   定休日:月曜日
   営業時間:11:00から13:30くらい 夜の部は不明。
   駐車場:有り  


Posted by こまっちゃん at 12:15Comments(0)ラーメン放浪記

2012年09月10日

ブーメランの中華そば

   ラーメン放浪記 116



 こちらは新しいお店なのか?

 平成24年2月版の「和歌山中華そばとラーメン食べ歩きマップ」

   に新しく載っていたお店です。


  和歌山市有本にあるお店、店名は「ブーメラン」。

                       早速、行って来ました。





  お店は喫茶と軽食を提供するお店のようで

   メニューにはカレー、ハンバーグ、トンカツ等々。

  ラーメンの味は期待できないかな~と言う感じのお店の雰囲気。


 お店の中で見つけた、中華そばの品書き。



   お店の雰囲気とは違い、中華そばのシンプルなお品書きは期待が持てそうです。


 注文したのは、初めてのお店と言う事で中華そばとご飯を。

 
  待つ事、10分あまり。この待ち時間の長さが少々不安になりましたが

    このあと、その不安が的中してしまいます。




   中華そば+ご飯  550円+150円



    中華そばのお顔です。




  見た目は、澄んでいる醤油スープ。

 この手の醤油スープの新しいお店は久しぶりです。

  期待に胸を膨らませ・・・



 お味です。


  スープは透明感のある醤油スープ。

 一口めの感想は生姜や葱の臭い消しが効いている

  豚骨と鶏がらから摂った、醤油と塩味が効いたもの。

   味加減は塩味が目立つ、アッサリしたスープ。

    獣臭もほとんど感じない、好感のもてるものです。


 今流行りの乳化させた豚骨スープではなく、アッサリとした

   昔からある懐かしい醤油味が、良いですね。

  ただ、醤油の角が立っていない分まろやかさはあるものの

   パンチが少ないといった感じです。



 麺は中太麺ですが、長い待ち時間の不安が的中して

  伸びた麺。

   この麺は、好ましくないものでした。

    硬めに茹でるか、加水率が高いものを使うとコシのある

     美味しいものに仕上がると思うのですが。



 具材はチャーシュー、葱、シナチク、かまぼこ2枚。

  和歌山ラーメンの定石どうりのラインアップ。

   このかまぼこが2枚が嬉しいです。

  具材の味付けは控えめで、中華そばの味を邪魔していないのが良いです。



   総括として

    久しぶりに食べた、アッサリ醤油系の和歌山ラーメン。

     ラーメン専門店ではないながら、麺を除いてバランスのよい美味しい中華そばでした。


      廻りの何人かのお客さんが食べていたのは、「特製ラーメン」の様です。

       どうやら、今回私が食べた「中華そば」とは

        スープや具材など全く違うもののように見えました。

      次回はこの「特製ラーメン」を是非とも味わってみたいものです。



   「ぶーめらん」

   場所:和歌山市有本240-7
   ℡:073-431-3767
   営業時間:10:00~20:00  水曜は10:00~16:00
   定休日:日曜、祝日
   駐車場:有り  


Posted by こまっちゃん at 21:33Comments(10)ラーメン放浪記

2012年09月08日

丸源のとんこつラーメン(白)

   ラーメン放浪記 115


 和歌山ガーデンパーク前にある「丸源」。

  関西を中心に展開するチェーン店。


 看板メニューは「肉そば」ですが、以前に食べているので

   今回は「とんこつラーメン(白)」。





 ビジュアル的に、背油を散らした豚骨スープ。

  豚バラ肉のチャーシュー。

   見るからに、濃厚そうで胸やけ必至かいな~と思う見た目。


 注文したのは、「とんこつラーメン(白)」+小ご飯  630円+100円 税込で合計766円。






 ラーメンのお顔です。




  
 お味です。


 スープは

    背油チャッチャ系は苦手な私。

 少々腰が引けながらも、一口れんげで啜ってみると。

  意外とあっさりしている。

   そして、どこかで味わった味。

    私の大好きな「エースコックのワンタンメン」のスープに似ている。

     そして田辺の「幕末」のスープに背油を少し加えた感じで

      私好みのお味のスープです。


  少し甘みのあるものですが、コクも感じられる。

   キレが足らないと思い、胡椒を少々振りかけるとパンチのある味に。


  こちらの「丸源」。

   テーブルに置かれた香辛料が充実していて、

    どうぞお客さんの好みの味に仕上げて下さいと言わんばかりのバリエーション。

      ニーズの最小公倍数を提供するには、この方法が一番いいのでしょう。

     



   麺は中細麺。

   茹で加減とコシの点では、満足できるもの。

    「肉そば」と違った麺を使っているところは好感が持てます。



   具材は豚バラ肉のチャーシュー、葱、シナチクと満足のいくもの。

    チャーシューとシナチクは程良く味付けされていていますが、少し甘めに感じました。




     総括として


  先ず先ずの美味しいラーメンだと思います。

   チェーン店ということで、他のラーメンの影に隠れてしまっているのが残念。

    もしこのラーメンが

     ラーメン専門店の看板ものでも、納得できる一品だと思います。






  丸源

  場所:和歌山ガーデンパーク前
  営業時間:11:00~
  駐車場:有り  


Posted by こまっちゃん at 22:30Comments(0)ラーメン放浪記